日経の日曜日のコラム「寄り添う支える」に4回連載 日経新聞 2016年9月11日

私は色弱である。生まれつき目の網膜が持つ能力が異なり、色が一般の人とは違って見える。視力は変わらない。色盲、色覚異常、色覚障害とも呼ばれるが、異常や障害との表現には違和感があり、色弱という言葉を使っている。

日本では色弱は男性の5%、女性の0.2%で、全国に約320万人いる。血液型と同じように遺伝子の多様性の表れで、たまたま少数派なだけだ。

色弱は視覚が劣っているわけではない。赤みを見分けるのは苦手だが、青みの違いには一般の人よりも敏感。得意な色が違うだけだ。南米のサルの研究では色弱でも生存率やエサを集める能力に差はなく、むしろ薄暗い環境では虫を捕まえる力が高かった。

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日本経済新聞
(1) 色弱320万人 バリアフリーを
http://www.nikkei.com/article/DGKKZO07072000Z00C16A9TZT000/

(2) 学校の色覚検査 倫理的配慮を
http://www.nikkei.com/article/DGKKZO07328620W6A910C1TZT000/

関連
ダーウィン進化説間違っていた。脊椎動物の肺、進化の過程 (岡部正隆の研究)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG07HC0_Q6A910C1CR8000/

東京慈恵医大学 解剖学講座 岡部正隆研究室
http://www.okabelab.jp