第7回 色弱の子どもを持つ保護者の勉強会を2017年5月23日(土)に第2ディーアイシービルにて開催。親子で参加する講座は初めての試みです。
自らも色弱である岡部正隆副理事長(東京都慈恵会医科大学 解剖学講座教授)が講演を行い、第1部は色を感じる仕組みや色覚タイプの特徴、色弱の子どもが困るとはどういうことなのか、また、手軽にできる配慮の工夫をわかりやすく説明。第2部では、折り紙を用いたワークショップ。色覚タイプごとに色のグループを作成しながら色の見え方も多様であることを体感しました。

参加者からは「学校や行政で啓発する必要性を感じた」「母親として息子に遺伝させてしまったことを申し訳ないと思っていたが今回の講演を聞いて救われた」「息子にも色について共感できる友達がほしい」といった声がありました。色弱の子は「生まれて初めて、たくさんの”仲間”に会うことができ、よい経験ができました」と感想を述べました。
次回は8月25日 杉並区阿佐ヶ谷にて開催を予定しています。詳細は後日イベントページにてお知らせいたします。