タイトル sock 作者 黒坂祐

タイトル:sock/ 作者名:黒坂祐
〔作者コメント〕片っぽずつしかみつからない靴下を並べた写真をSNSにあげたところ、「これぐらい見分けがつくなら色弱じゃない」とコメントをされた体験をもとに描きました。色弱という言葉を軽々しく当事者に向けることへの怒りや色覚の多様性への無理解を強く感じました。


2020年にご好評いただいた”多様な色覚の美しい世界アート展”は、今年【ひとつの色世界】多様な色覚の作品展示となり開催、継続いたします。

ヒトの色の見え方は、進化の過程で多様なものとなりました。しかし、教育分野では色の多様性に対応するノウハウが充分ではなく、少数色覚の人には困惑や不安を生み出しています。 結果、色を使うことに不安を感じ美術そのものが嫌いになる子どもや、自分の感じている色世界とは異なる色世界に近づこうとする人などいろいろな人がいます。 少数色覚の人と一般色覚の人が共生する道をみつけてゆきたい。その一歩として【ひとつの色世界】多様な色覚の作品展示の開催に至りました。



【ひとつの色世界】多様な色覚・作品応募要項

コンセプト
自分の色世界、自分の感じるものをそのまま表現するものです。上手かどうかは問いません。作品に対するコメントは、作者と同じ色覚タイプの人が行います。あなたの色の世界をあなたと同じ色覚タイプの人と共有し、あなたと異なる色覚タイプの人にはあなたの美しい色世界を発信しましょう。あなたの色の世界、あなたの作品を心よりお待ちしております。

募集期間:2021年9月1日〜2021年11月30日

応募条件:絵画・イラスト・写真など*作品はおひとり5点まで。

応募方法
下記の「問い合わせ」フォームに、必要事項を記入しお送りください。
のちほど、CUDO事務局より連絡させていただきます。
*件名入力内容:「ひとつの色世界」応募
問い合わせフォーム

・ウェブサイトからデータ投稿
・サイズ JPEG 800万画素以上を推奨
・応募の際は一点10メガバイト以内にしてお送りください

*作品について、普及啓発メディアとして使用させていただくことがあります。その際、より解像度の高いデータの提出をお願いする場合があります。

応募資格:色覚タイプP型・D型の方 (眼科で色覚異常と診断された方)*「色覚異常」とは医学用語であり病気ではありません。色覚の多様性のひとつです。

作品の展示・発表:
・CUDO賛助会員の集い(2021年12月)/CUDOウェブサイト/Twitter「ひとつの色世界」

【作品について】
・弊会が催す作品展ほか、制作するパンフレット・カレンダー等に優先的に使用する権利を保有します。
・弊会の広報活動としてWEBや紙面等に使用することがあります。その場合スペースの関係上トリミングや加筆する場合があります。

応募上の注意
応募作品の著作権は、応募者に帰属します。
・応募者本人が制作し、同一または類似作品が他のコンテストなどに応募中及び応募予定ではなく、かつ過去に他のコンテストなどで入賞していないものに限ります。
・応募作品に関し、第三者からの権利侵害や損害賠償などの苦情、異議申し立てがあった場合、主催者は一切の責任を負いません。
・応募者が作品応募した時点で本注意事項に同意したものとします。

主催:【ひとつの色世界】多様な色覚の作品展示 実行委員会

後援:NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構
*後援企業・団体を募集しています。

実行委員:
市原恭代(工学院大学 准教授・CUDO理事・C型色覚)
黒坂祐(画家・D型色覚)
芝元俊久(デザイナー・P型色覚)
伊賀公一(CUDO副理事長・P型色覚)
井上和美(CUDO事務局・教育普及担当・C型色覚)

告知サイト:Twitter【ひとつの色世界】

第1回 多様な色覚の美しい世界アート展 作品紹介