「CUDカラー認証取得業者による施工」について

関西圏において公共事業の入札案件の落札条件の中に「CUDカラー認証取得業者による施工とする」とかかれているものがあって、当機構(CUDO)への問い合わせがきております。しかし私どもでは「CUD認証取得業者」という制度を持っていないのです。

1)認証取得は案件毎に行っています

当機構では当機構が案件毎に「CUD認証」を実施しており、案件毎に合格した物に対して認証事例としています。当機構が認定して、同様の認証をしている団体としては、北海道地域の認証についてはNPO法人北海道カラーユニバーサルデザイン機構(HCUDO)、CUDMS型のCUD認証として大日本印刷株式会社(DNP)があります。これらは有償作業です。当機構では認証費用は案件毎に詳細をおたずねして見積をしています。

他の団体の認証については、それぞれの団体にお問い合わせください。

NPO法人北海道カラーユニバーサルデザイン機構

https://www.color.or.jp/

大日本印刷株式会社 CUDMS認証

https://www.dnp-cd.co.jp/service/ud/pdf/CUDMS-Ver201611.pdf

2)CUD配色を使えば良い

実際に施主様にコンタクトする機会があっておたずねしたところ「施設のサインが多様な色覚に対応した物となっていること」ということで「CUD認証取得」が条件にはなっていませんでした。相談に乗らせていただきましたが、その際色数が少ないのであれば、CUD認証とは別ですが無償で公開している「CUD推奨配色セット」の色を正しく使用していれば良いというものでした。

CUD推奨配色セットPDF

https://cudo.jp/wp-content/uploads/2018/10/cud_guidebook.pdf

これ以外の事もあるかもしれませんが以上の点について施主様にお尋ねくださいますでしょうか。

どうぞよろしくお願いします。